マレーシア民話第5弾「豆鹿物語」
このお話は、テレビアニメシリーズでも人気を博したお話です。
古くはオランアスリと呼ばれる先住民の人たちのお話とも言われます。
豆鹿は、東南アジアやアフリカに住む角のない小さな鹿のこと。
体は小さいけれど機転のきく子鹿が、ジャングルを賢く逞しく生き抜いて行きます。
クアラルンプールに程近い、スバンジャヤという地域で撮影されています。
大学やショッピングモールなどもあり、居住地域としても人気のエリアです。
映像を見ると、大きな道路のすぐそばに、自然が広がっているのがわかるでしょう。
野生動物はすぐそこに、暮らしています。
ストーリーテラーは、映像人類学者であり、アーティストのリン・パクインです。
熱帯気候の停滞した粘着質の空気が伝わるような動画です。
どうぞ、お楽しみください!
ちなみに・・
様々なエピソードの中には、ワニを騙して島を渡るような、「因幡の白兎」のようなお話もあります。(日本のお話ではサメを騙すのですよね。ちなみに山陰地方のおじいちゃん、おばあちゃんはサメのことをワニ(鰐)と言います。)